Substackをニュースレター/メルマガとしてというより、ブログ的に使っていきたいと考えています。そこで名称を「アシカガ通信」から「アシカガノオト」に変更しました。
画像生成AIに自分のイラストを学習させてみた
KREAという画像生成AIのサービスに、自分のイラストを30点学習させたモデルをつくってみました。結果としては、怖い絵を描く生成AIを誕生させてしまったと感じました。
学習させたのはこちらのイラストです。
🔗 復活!今日の岡江久美子
生成AIはシンプルな絵が苦手なことはわかっていたんですが、顔の中に余計な線を追加したり、作画崩壊のようにゆがんでいたりの怖い絵を生成してしまいます。
KREAの無料プランでも自分で学習させたモデルを作れるのですが、ほかのユーザーも使えてしまうように公開される点は注意が必要です。有料プランだとそのモデルを自分しか使えないように設定できます。
また、アップする画像がその人の著作物かどうかなどをチェックすることができないので、KREAで使えるユーザー作のモデルは無法地帯になっていることが予想されます。ひとの作ったモデルは、あくまでもお遊びでの利用にとどめた方がいいと思います。
ポッドキャストでもこのことについて話しました。
画像生成AIに自分のイラストを学習させてみた(第689回)
Listen now (11 mins) | KREAという画像生成AIサービスに自分のイラストを学習させたモデルをつくってみたけど、あまりうまくいかなかった話です。無料プランだと学習させた「モデル」は誰でも使えるよう公開されるのが注意点です。 === 目次 === 00:00:00 KREAに自分のイラストを学習させたけど 00:02:36 顔に余計な線があるなど怖い絵を生成してしまう 00:05:15 うまくいかなかった理由とモデルが公開される件 00:07:34 KREAは無料プランでも結構使える画像生成AI 00:10:02 ユーザーの作ったモデルは権利がグレー
なお、自動文字起こし機能が良さそうだったので、ポッドキャスト「アシカガCAST」をSubstackにインポートしてみました。今後はSubstack上でも聴いていただけます。
Illustratorの生成再配色の記事を書きました
Adobe Illustratorの新機能の生成再配色について書いた記事が技術評論社「gihyo.jp」に掲載されました。生成再配色はAdobeが提供する生成AI・Adobe Fireflyにもある機能です。
機能紹介だけではなく、使うシーンをいろいろ考えて実験してみた結果をまとめました。
🔗 Illustratorに搭載されたAIによる再配色機能を試してみる 〜言葉による指示「プロンプト」での「生成再配色」はどんなシーンで使えるか? | gihyo.jp
予想はしていましたが、Photoshopの生成塗りつぶし機能の記事に比べると、そこまで読まれてないようです。記事を読んでいただき「なるほど」と思ったら💡マークの「なるほど」ボタンを押していただけるとうれしいです。
無料マンガから売り上げが
7月にKindleで出版した無料漫画から分配金がもらえました。
Appleから発表されたAR/XRデバイスApple VisionProについて、わかりやすくかつ独自の視点も入れて4コマ漫画と解説文で紹介したもので、縦スクロール漫画のFliptoonという形式で発表しています。
Fliptoonは無料で読めるんですが、作者には読まれた数によってインディーズ無料マンガ(電子書籍)基金から分配金が入る仕組みになっています。
7月分が589円で9月末に振り込まれました。この手のものは振り込みされる最低金額が設定されていることが多いので、少額でも振り込んでくれるのもさすがAmazonという感じです。
なお、8月分は164円と連絡が来ていました…。ゼロじゃないだけでもありがたいです。
ブラウザ上で無料で読めてアプリのインストールなども不要です。Amazonにログインしてなくても大丈夫なので、よかったら読んでください。同じ人が何回も読んでも読まれた数にカウントされるのかどうかはわかりません。